(研究大会プログラム詳細)

2014年01月04日

2013年度母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会10周年記念大会終わる

2013年度母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会10周年記念大会は終了しました。
講師、関係者および、191名の参加者のみなさま、ありがとうございました。

★印刷した予稿集がほぼ完売してしまったのですがご希望の方が大勢いらしたので、必要最低限の修正を加えてインターネット上にアップしました。大阪大学図書館のリポジトリにアップされていますので、ご活用ください。

MHB研究 研究会10周年記念大会予稿集(PDF)はこちらからダウンロード可

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2013年度母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会10周年記念大会
日時:2013年8月16日(金)、17日(土)

開催場所:大阪大学箕面キャンパス    (大阪府箕面市粟生間谷東8−1−1)
(大阪モノレール彩都西駅より徒歩15分、
 阪急バス千里中央駅(北大阪急行線)より約35分、北千里駅(阪急千里線)より約25分、「間谷住宅4・阪大外国語学部前」下車すぐ。)
  http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/jpn/access.html 
より詳しい地図と大会プログラムpdf 版はこちらからダウンロード

共催:大阪大学言語文化研究科

参加費:3,000円(学生証の提示で2,000円になります)
★ 準備の都合上、事前の大会参加申込をお願い致します。
MHB2013taikai@gmail.com (MHB研究会10周年記念大会担当)にお名前、ご連絡先を記入してお送りください。

テーマ:「母語・継承語・バイリンガル教育研究の軌跡と展望」

MHB研究会発足から10年という節目の年にあたり、国内外の複数言語下にいる子どもの母語・継承語・バイリンガル教育研究のこれまでを振り返り、今後の課題や展望を考えます。

◇◇◇ プログラム ◇◇◇
《第1日》 8月16日(金) 受付:A棟1階入り口

  12:00   開  場       [A棟2階208]
  13:00   開会挨拶      中島和子(MHB研究会会長)   
 大阪大学言語文化研究科長よりメッセージ   <司会:真嶋潤子(大阪大学)>
  13:10−14:30 【基調講演】   [A棟2階208]     <司会:真嶋潤子(大阪大学)>
        「外国にルーツをもつ子どもたちのために学校・教師ができること」
   志水宏吉(大阪大学人間科学研究科)            :p.9

  14:30−14:45 休憩

14:45−15:50 【口頭発表】[A棟1階]
第1会場 [A棟1階 101]              <司会:佐々木倫子(桜美林大学)>
  1)14:45−15:15「母親側から捉えた母語継承意識-国際結婚を機に来日したウクライナ人女性の
          ケーススタディ-」
瀬井陽子(大阪大学大学院文学研究科日本語学博士前期課程修了生)
  2)15:20−15:50「日本人母親と日中国際児の継承日本語―北京における継承日本語教育の
          軌跡と展望」
      柳瀬千恵美(九州大学大学院比較社会文化学府)
3)15:55−16:25「2つのブラジル人学校における高校生の実態―ポルトガル語作文力と「アイデンティティ・テキスト」を使った日本語作文力に関する調査(中間報告)」
小貫大輔(東海大学),リリアン・テルミ・ハタノ(近畿大学)


第2会場[A棟1階 102]               <司会:友沢昭江(桃山学院大学)>
  4)14:45−15:15「L1日本語-L2朝鮮語話者の第3言語としての英語習得」
          湯川笑子(立命館大学文学部),柳美佐(京都大学大学院人間・環境学研究科),
        朴漢鍾(京都朝鮮中・高級学校),厳康秀(京都朝鮮中高級学校)
  5)15:20−15:50「日英バイリンガル作文力 −漢語使用と英語抽象語彙との関係を中心に」
          佐野愛子(北海道大学),中島和子(トロント大学名誉教授),
          生田裕子(中部大学),Haidee Thomson (Victoria University of Wellington),
          中野友子(ブルックリン日本語学園),福川美沙(元トロント補習授業校教諭)
 6)15:55−16:25「在日ベトナム人子弟のための音韻認識を利用した正書法指導法開発の試み」
 近藤美佳(大阪大学言語文化研究科),清水政明(同)
  16:25−16:35   休憩と教室(校舎)移動
  16:35−17:35 【ポスター発表、デモンストレーション】

  【ポスター発表】[B棟1階プレゼンテーションルーム]
① 「年少期来日JLP児童の低次の読みと音韻処理能力―母語話者児童との異同から―」
    島田友絵(昭和女子大学)
② 「レベル差を生かす試みー逆向き設計による授業計画」
    中町かほる(インターナショナルスクール・バンコク)
③ 「台湾における自主運営による日本語継承活動の取り組みとその課題」
    服部美貴(台湾大学)
④ 「OBCから多言語対話型評価法実践ワークショップまで ―母語育成を大切にする
     コミュニティーへの種まきとしての成果と課題―」   鈴木庸子(国際基督教大学)

  【デモンストレーション】[A棟2階]
❶「世界の新しい言語教育(IB)に対応した電子教材を含めた開発)[A棟204]
  津田和男(国連国際学校)
❷「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメント(DLA)」[A棟205]
  小林幸江(東京外国語大学留学生日本語教育センター),伊東祐郎(同),菅長理恵(同),
  櫻井千穂(大阪大学,日本学術振興会特別研究員),中島和子(トロント大学名誉教授):
❸「継承語文献データベース(HLDB)─公開に向けて─」[A棟209]
  山本 卓司(神戸大学博士課程後期),福川 美沙(元トロント補習授業校),田中順子(神戸大学),  森下 淳也(同),中島和子(トロント大学名誉教授)
❹「ブルックリン日本語学園の実践―言語間の転移を促進する週末継承日本語プログラムのカリキュラ  ム・授業指導案・教材作成―」[A棟210]中野 友子(ブルックリン日本語学園):
  
《第2日》 8月17日(土) [図書館4階AVホール]
9:30 開場 
10:00−11:30 インターナショナルスクールSIG(Special Interest Group)企画:
      「国際バカロレア:国際基準として注目される教育プログラム」<司会:小澤伊久美>
       「国際バカロレア(IB)の概要と新しい動き」津田和男(国連国際学校)
       「The IB Primary Years Programme (PYP), The IB Middle Years Programme (MYP)の実        践」
       大迫奈佳江(関西学院大阪インターナショナルスクール) 

11:30−13:00 昼食休憩 

13:00−14:15 海外継承日本語SIG企画:
       「多様化する言語教育のニーズに対応するー文部科学省の施策からー」  
         「「国際教育」と言語教育」神代浩(文部科学省初等中等教育局国際教育課課長):
          指定質問者:湯川笑子(立命館大学)、友沢昭江(桃山学院大学)
    司会・コーディネーター:カルダー淑子(プリンストン日本語学校)
14:15−14:30 休憩
14:30−16:30 パネルセッション「母語・継承語・バイリンガル教育研究の軌跡と展望」
       パネリスト
       司会・全体総括     中島和子(MHB研究会会長)
       海外継承日本語教育     カルダー淑子(プリンストン日本語学校)
       国内のCLD児への言語教育     清田淳子(立命館大学)
       ろうバイリンガル教育        佐々木倫子(桜美林大学)
       インターナショナルスクール 大山全代(元国連国際学校・フォーダム大学博士課程)
       バイリンガル育成にむけての萌芽的試み     湯川笑子(立命館大学)  
       (*「CLD児」はCulturally Linguistically Diverse Childrenの略です。)
16:30    閉会挨拶            大会実行委員長 真嶋潤子(大阪大学)

17:00−19:00 閉会後、分科会SIG自主企画    
                 
※ お車で来られる方は、キャンパス内に駐車できます。(無料)

2012年06月11日

2012年度 母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究大会終わる

 2012年度母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会大会は盛況のうちに終了いたしました。
 ご参加くださったみなさまありがとうございました。
 また、会場のキャパシティのために来場をお断りすることになってしまったみなさまには深くお詫び申し上げます。またのご参加をお待ち申し上げます。

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2012年度母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会大会は
定員に達しましたので、申し込みを打ち切りました。大変申し訳ありませんが、
会場に限りがあるため、当日、事前申し込みなしに会場に来られても入場する
ことはできません。あらかじめご了承ください。

  母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会大会担当

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2012年度母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会大会は
定員に達しましたので、申し込みを打ち切らせていただきます。
会場に限りがあるため、今後の申し込みをお断りすることになり
申し訳ございません。
  母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会大会担当


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2012年度研究大会プログラムの最新版を記載いたします。
8月6日、桜美林大学四谷キャンパスでお目にかかれることを楽しみにしております。

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 母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究会
2012年度研究大会プログラム

*〜*〜* 「マルチリテラルの育成を目指して その4」 *〜*〜*

日時:2012年8月6日(月)10:00-17:00
会場:桜美林大学四谷キャンパス地下ホール・3階教室
  (東京都新宿区四谷1-21-6 JR/東京メトロ 四ツ谷駅より徒歩3分)
   四ツ谷口に出て、通りを渡り、三栄通りを新宿方面へ1分歩いた右側の白いビル
   直接階段で地下ホールへ http://www.obirin.ac.jp/access/yotsuya/index.html
参加費:3,000円(資料代を含みます)
 (資料準備の都合上、下記までメールで「大会出席」として、お申し込みください。)
申し込み先:leri@obirin.ac.jp (桜美林大学言語教育研究所 2012年度MHB研究会大会事務局)

<共催>桜美林大学言語教育研究所

<プログラム>

9:40 開場  地下ホール

10:00 開会 佐々木 倫子(桜美林大学)

10:05-11:00 第一部 研究発表 
※3会場同時進行  発表(1) 10:05-10:30、発表(2) 10:30-10:55

<会場1> 地下ホール 司会:真嶋 潤子(大阪大学)

 (1)「トランスランゲージング
     バイリンガル日本人学習者のライティングプロセスにおける二言語使用」
      加納 なおみ(早稲田大学オープン教育センター)
 (2)「海外在住小中学生のバイリンガル作文力
     -二言語高度発達型と二言語低迷型の質的分析」
      佐野 愛子(北海道大学)・中島 和子(トロント大学)・
      生田 裕子(中部大学)・中野 友子(ブルックリン日本語学園)・
      福川 美沙(トロント補習授業校)

<会場2> 3階 308教室 司会:友沢 昭江(桃山学院大学)

 (1)「科学の不思議を題材にした読みの活動」
      平田 昌子(桜美林大学大学院)
 (2)「フィールドワークからバイリンガルの子どもの第二言語習得を描く
     -エスノグラフィーという研究方法の考察」
      藤田ラウンド 幸世(国際基督教大学教育研究所)


<会場3> 3階307教室 司会:湯川 笑子(立命館大学)

 (1)「『加算的バイリンガル』のアルゼンチン日系子弟の日本語能力と学習リソース
     -会話能力測定法OBCのデータをもとに-」
      竹村 徳倫(国際交流基金ニューデリー日本文化センター)
 (2)「バイリンガル・アプローチによるろう教育における教室談話分析
     -日本手話による視覚的かつ言語的なストラテジーに焦点をあてて」
      阿部 敬信(別府大学短期大学部)


11:00-12:10 第二部  「学習支援のための対話型言語能力測定ツールの開発」 地下ホール

司会統括: 中島 和子(トロント大学)

「聴解力評価ツール試案」 小林 幸江(東京外国語大学教授)
             伊東 祐郎(東京外国語大学教授)
「読書力評価ツール試案」 櫻井 千穂(専修大学非常勤講師)
「作文力評価ツール試案」 菅長 理恵(東京外国語大学准教授)

12:10-13:30 昼食休憩(昼食は各自ご持参いただくか、近くのレストラン、コンビニ、パン屋
            をご利用ください。当日ランチマップを配布いたします。) 


13:30-16:55  第三部 「多文化多言語環境にある子どもの支援のために」 地下ホール

司会:小澤 伊久美(国際基督教大学)

13:30-14:40  講演 佐々木 亮
「プログラム評価は子どもの教育支援の改善にどう貢献できるか
           −支援プログラム評価のデザインの重要性—」
<講師紹介>
 ウェスタンミシガン大学評価研究所にて評価学博士号を取得。専門分野は評価論理、インパクト評価、統計分析、NGO評価。
現在、財団法人国際開発センター評価事業部主任研究員、立教大学大学院独立研究科21世紀社会デザイン研究科兼任講師、大阪大学グローバルコラボレーションセンター非常勤講師。日本評価学会理事。
 世界銀行・国連などの国際機関や防衛省・外務省などの省庁からの委託調査に従事。「評価士養成講座」、「学校専門評価士養成講座」などの研修講師。
 調査報告書・学術論文のほか『評価論理:評価学の基礎』『戦略策定の理論と技法:公共・非営利組織の戦略マネジメントのために』『大学の戦略的マネジメント』『「政策評価」の理論と技法』(共著)など著作多数。

14:40-15:30  報告「プログラム評価の実践例から得られること」

「カナダ公教育における言語的マイノリティ児童対象プログラムの評価例」
        鈴木 崇夫(名古屋外国語大学非常勤講師)
「北米週末日本語プログラムの評価例」
      伊与田 律子(ハワイ大学大学院生)
15:30―15:40 休憩
15:40-16:55 全体討議「より良い「支援」をしていくために」

話題提供者
「国内の言語的マイノリティ児支援の概観」
      山野上 麻衣(国際移住機関(IOM)駐日事務所 就学支援事業担当)

「国外の言語的マイノリティ児支援の概観」
      カルダー 淑子(プリンストン日本語学校理事長)

コメンテーター:佐々木 亮

16:55 閉会の辞 中島 和子(母語・継承語・バイリンガル教育研究会会長)

2012年度MHB研究会大会担当(佐々木、小澤、櫻井)

2011年08月10日

2011年度 母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究大会終わる

母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究会 
立命館大学言語教育情報研究科 協賛
2011年度研究大会プログラムは100名あまりの方が参加されました。
発表者の方の資料や当日発表のスライドは、届き次第順次リンクをはってダウンロード可能にしていきます(公開許可が得られたもののみ)。
                     
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日時:2011年8月6日(土)10:00-17:30
会場:立命館大学敬学館  230教室(メイン会場)、231教室、232教室 233教室
参加費:無料、 資料代1500円 (資料準備の都合上、下記までメールで7月25日までに「大会出席」として、お申し込みください。)
弁当:1100円 (お茶つき) 「8/6弁当要」と書いて申し込んで下さい。
申し込み先:shihoo28@gmail.com(MHB2011年度研究大会事務局) 
 
会場について:
キャンパスマップはhttp://www.ritsumei.jp/campusmap/map_kinugasa_j.htmlにあります。
この地図の22と26の建物の間あたりに正門があります。会場の敬学館は10の建物ですので、正門からは大変距離があります。夏の暑い時ですので、タクシーをお使いになる方は、正門に入らずに、4と5の間にある「南門」の前を左に曲がり、10番に向かってのびている道を等持院の塀ぞいに走り、敬学館の建物の前で止めて下さいと指示することで、炎天下で歩く距離を短くすることができます。正門から入ると10分程度歩かねばなりません。
 バスを利用される場合は、多くのバスは西大路でとまりますので、西大路の、「衣笠校前」を下りて西に10分程度歩くと9番の建物の近くの「東門」につきますのでそこからキャンパスに入ります。「立命館大学前」でとまる路線のバスにのれば、正門に着きます。正門も東門も、敬学館へは少し距離があります。
 2009年度に同じく敬学館で年次大会を行った際も会場を探すのにご苦労をいただいた方が少なからずありました。あらかじめ地図で確認して来ていただくとよいかと思います。
              

プログラム
テーマ:「マルチリテラルの育成を目指して その3」
日本にいる二言語の必要な子どもたち、および海外にいる日本語と他の言語を学ぼうとしている子どもたちが、読み書きも含むマルチリンガル能力を身につけられる教育を目指して、その方法、理論、研究方法を探ります。

9:40  開場                              午前司会  真嶋潤子
10:00   開会の挨拶 中島和子  (MHB研究会会長・トロント大学名誉教授)

10:10-12:25  第一部 自由研究発表  司会  真嶋潤子
会場(230教室)

研究発表 1 (10:10-10:40)
「バイリンガル児童のL2習得によるL1使用への影響ついて―中国朝鮮族を対象としてー」
金春香 (東北大学大学院)

研究発表 2 (10:45-11:15)
「二言語同時習得過程にある外国人幼児の母語の発達と教育に関する一考察 ―中国語と日本語の二言語環境にある中国人幼児の事例検討を中心に―」
劉 郷英 (福山市立大学教育学部)

研究発表 3 (11:20-11:50)
「移民背景をもつ家族の資本と子どものバイリテラシー:ドイツの母語/継承語補習校調査のデータ分析に基づいて」
ビアルケ(當山)千咲 (大妻女子大学非常勤)

研究発表 4  (11:55-12:25)
「二言語リテラシー能力の発達――ポルトガル語・日本語を学習するブラジル人児童の場合」
市川新剛 (Carnegie Mellon University)
山下淳子 (名古屋大学 大学院)   


会場(231教室)   司会  櫻井千穂
実践報告 1 (10:10-10:40)
「来日から時間が経過した生徒への日本語指導を考える ―絵本の分析と再話を取り入れた実践の報告―」
米本和弘 (マギル大学大学院)

実践報告 2 (10:45-11:15)
「日本語とスペイン語の発達を目指した英語支援の実践 ―地域教室でできることとはー」
トロイツカヤ・ナターリヤ (早稲田大学大学院)

実践報告 3 (11:20-11:50)
「オーストラリア・メルボルンの大学における継承語としての日本語コースの開発」
倉田尚美 (モナシュ大学)

12:25-13:40 昼食休憩

13:40―14:40 第二部 招待発表 田浦秀幸(立命館大学教授)  午後司会 友澤昭江
         「新国際学校における英語圏からの帰国生徒のCALP維持に関する一考察」ファイルをダウンロード

14:40-15:00 休憩

15:00―17:30 第三部 パネルディスカッション「二言語を育てるために必要なこと」
                                          司会清田 淳子
 1 八島智子 (関西大学教授)
         「第二言語アイデンティティと想像のコミュニティ」
 2 湯川笑子 (立命館大学教授)
         「L2英語を育てるために必要なことー小学校英語教育事例より」
 3 アジア太平洋大学 近藤祐一(アジア太平洋大学教授)
         「アジア太平洋大学における二言語教育と異文化協働教育」
17:30 諸連絡、および、閉会の辞       

2010年07月23日

2010年度 母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究大会終わる

2010年度研究大会は盛況のうちにおわりました。

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日時:2010年8月4日(水)10:00-17:00
会場:桜美林大学四谷キャンパス地下ホール・4階教室
 (東京都新宿区四谷1-21-6 JR/東京メトロ 四ツ谷駅より徒歩3分)
 四ツ谷口に出て、通りを渡り、三栄通りを新宿方面へ1分歩いた右側の白いビル
 直接地下の会場へおいでください。 http://www.obirin.ac.jp/001/a028.html
参加費:無料、 資料代1000円 (資料準備の都合上、下記までメールでお申し込みください。)
 leri@obirin.ac.jp (桜美林大学言語教育研究所 MHB研究会事務局) 

                プログラム

9:40 開場  地下ホール
10:00 開会の挨拶 中島和子  (MHB研究会 会長)

10:05-12:00 パネル・ディスカッション
 「21世紀の継承語教育 ―これまでの流れと今後の課題―」
 パネリスト  
   タイ  中町かほる (International School Bangkok教諭)
   フランス 村中雅子 (お茶の水女子大学博士後期課程)
   香港   野村和之 (香港中文大学助手・東京大学博士課程)
   カナダ  鈴木崇夫 (名古屋外国語大学博士後期課程)
  コーディネイター 佐々木倫子(桜美林大学言語教育研究所長)

12:00-13:00 昼食休憩

13:00―15:00  第二部 自由応募 ポスター・セッション 
4階405教室  「世界の継承語教育」ほか
406教室  「国内の継承語教育・第2言語教育」ほか
     
15:00―15::15 休憩

15:15-16:45 ワークショップ 地下ホール
第三部 「継承語のためのリサーチメソッドー質問紙調査などをどう進めるか」
            講師 湯川笑子(立命館大学)

16:45 諸連絡、および、閉会の辞  佐々木倫子(MHB研究会 事務局)     

(17:00―18:00 継承語科研調査協力者会議  4階406教室)

MHB研究会事務局 c/o桜美林大学言語教育研究所 leri@obirin.ac.jp
<共催> 桜美林大学言語教育研究所・平成21年度科学研究費補助金(基盤研究(B)「継承日本語教育に関する文献のデータベース化と専門家養成」(研究代表者中 島和子)

2009年07月03日

2009年度 母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究大会終わる

2009年度母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究大会が計145名の参加を得て、大盛況のうちに終わりました。暑い中、不便な立命館大学までお越し下さった講演者、発表者、参加者の方々にあつくお礼を申し上げます。

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立命館大学大学院言語教育情報研究科協賛
立命館大学文学部言語コミュニケーションプログラム協賛

2009年度母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究大会
「マルチリテラル育成を目指して」 

2009年度母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会の年次大会のお知らせをいたします。2003年8月の発足以来、夏の研究大会は毎年東京で開催してきましたが、今年は、立命館大学文学部言語コミュニケーションプログラム、および立命館大学大学院言語教育情報研究科の協賛事業として、京都の立命館大学(衣笠キャンパス)で開催できることになりました。京都での一日、大学生、大学院生、研究会会員、その他広くバイリンガル育成に関心のある方が一同に会して、大いに学びあい情報交換ができるものと確信しています。万障繰り合わせてご参加下さい。

                 記
期日:2009年8月9日(日)
場所:立命館大学衣笠キャンパス 敬学館1階 230教室、243教室、244教室
衣笠キャンパスまでは
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/access/kinu_l.html
敬学館は
http://www.ritsumei.jp/campusmap/map_kinugasa_j.html
資料代:1000円 (ただし、立命館大学学生は大学協賛により無料)
参加申し込み:資料準備のため7/30(木曜日)までに事前申し込みをして下さい。
f-nomura@st.ritsumei.ac.jpまで。
件名を「2009年度MHB研究大会参加申し込み」とし、ご芳名、所属、電話
番号とメールアドレス、昼食申し込みの有無を記載してお送り下さい。お問い合わせについて
は、文学部事務室 野村まで Tel:075-465-8187,Fax:075-465-8188。(当日参加も可能です。)
昼食事前申し込み:お茶とお弁当のセット(1100円)を事前に(7/30まで)お申し込みいただいた方にのみ販売します。当日、学内食堂や学内コンビニは閉店しています。

プログラム(敬称略) 

午前(10:00-12:00) 司会:桜美林大学 佐々木倫子
*ワークショプ:「継承語教育におけるマルチレベル・マルチエイジでのインターラクティブな読解の方法と、書記から読解を引き出す方法」
講師:ニューヨーク国連学校 津田和男前半ファイルをダウンロード
後半ファイルをダウンロード

昼食休憩 12:00−13:15

午後(13:15—16:00)司会:桜美林大学 藤田ラウンド幸世
13:15-13:30
*会長挨拶  トロント大学名誉教授、桜美林大学言語教育研究所客員研究員 中島和子
13:30-15:00 (質疑応答を含む)
*基調講演 「本質主義と構築主義:バイリンガルのアイデンティティ研究をするために」
お茶の水女子大学名誉教授 箕浦康子ファイルをダウンロード
15:00−16:00
*招待発表 (質疑応答を含む)
「大阪府および兵庫県の外国人児童・生徒の母語教育」
大阪大学 真嶋潤子、兵庫県教育委員会 沖汐守彦ファイルをダウンロード
、 大阪府教育センター 安野勝美

16:00−16:20休憩
午後(16:20—18:00)230教室:司会 桃山学院大学 友沢昭江
*自由応募発表1 16:20—16:50
 「日本語補習校幼稚部における取り組みを考える―ボン日本語補習授業校での実践から―」 
  ボン大学 ボン日本語補習授業校 奥村 三菜子ファイルをダウンロード
*自由応募発表2 16:50—17:20
 「在日ベトナム系バイリンガル児童の言語能力」
 横浜国立大学 長谷川朋美ファイルをダウンロード

*自由応募発表3 17:20—17:50
 「阪神間に居住するブラジル人児童の言語学習状況」
 神戸大学大学院国際文化学研究科博士後期課程 ヴィヴィアン・ブッシンゲル および
 神戸大学 田中順子ファイルをダウンロード

午後(16:20—17:20)244教室:司会 お茶の水女子大学 清田淳子
*自由応募発表1 16:20—16:50
 「オーストラリア・クイーンズランド州南東部における継承語としての日本語教育」
 クイーンズランド大学 マルヴィー菜穂子ファイルをダウンロード
*自由応募発表2 16:50—17:20
 「米国シカゴ地域における母語又は継承語としての日本語教育の現況」
 デュペイジ大学、イリノイ州日本語教師会 札谷新吾

17:50—18:00
*閉会のご挨拶 立命館大学 湯川笑子

2008年07月03日

2008年度 母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究大会終わる

母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究会 2008年度大会が129名の参加者を得て盛会のうちに終わりました。

大会資料は60部ほど残部があります。送付ご希望に対しては、事務局にご連絡下さい。金額送付方法などは、またMLで後日連絡いたします。

当日発表者が使われたPPTスライドは、許可の得られた分につき、このHPにアップロードいたしました。

ご参加、ご協力ありがとうございました。

***************

日時:2008年8月10日(日)10:00-17:10
会場:桜美林大学プラネット淵野辺(PFC)キャンパス201号室
JR横浜線淵野辺駅隣接(改札出て右手の歩道橋に直結する2階入り口からお入りください)
参加費:無料、 資料代1000円 (資料準備の都合上、下記までメールでお申し込みください。)
leri@obirin.ac.jp MHB研究会事務局(c/o 桜美林大学言語教育研究所) 

                プログラム

9:30 開場
10:00 開会の挨拶 友沢昭江(桃山学院大学)

10:10 第一部 講演「外国人児童生徒教育の課題 −米国の経験を踏まえて−」 バトラー後藤裕子(ペンシルバニア大学)
司会:真嶋潤子(大阪大学)
12:00-13:00 昼食休憩

13:00  第二部「海外の継承日本語教育事情」   
1. 「台北日本語授業校の7年の歩み」服部 美貴(台湾大学日本語文学系)
2. 「継承語教育を支える語り−スイスの日本語学校での聞き取り調査から−」   
         渋谷 真樹(奈良教育大学)
司会と解説:津田和男(国連国際学校)

14:00 第三部「母語支援教育の実際と課題−シラバス(年間計画表)構築を中心に−」
       (1) 国内小中学生の母語支援教育(兵庫県スペイン語グループの取り組み)            
櫻井千穂(大阪大学大学院博士課程)
       (2) 海外の週末日本語学校(プリンストン日本語学校の取り組み)
            カルダー淑子(プリンストン日本語学校)
       (3) 4世・5世を対象にした母文化教育(大阪市の民族学級の取り組み)
           宋英子(大阪市教育委員会)
15:15-15:30 休憩
15:30-16:00 質疑応答
      司会と解説:中島和子(トロント大学) 
                               
16:00 第四部「オールドカマーの幼児教育から学ぶ−4歳からの継承語教育−」
        (1) 幼稚部 張清香 (京都朝鮮第1初級学校)
(2) 千石美佐(立命館大学言語教育情報研究課院生)
司会と解説:湯川笑子(立命館大学)

17:00 諸連絡、および、閉会の辞    佐々木倫子 (桜美林大学)

<主催> 母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会
<後援> 桜美林大学言語教育研究所
お問い合わせ:桜美林大学言語教育研究所 leri@obirin.ac.jp

2007年08月09日

2007年度 母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究大会(第15回研究会)終わる

MHB2007年度研究大会は102名の方の参加を得て、盛況のうちに終わりました。
今回は半分がまだ会員ではない方のご参加でした。日本の各地から、そして、スイスから、オタワから、ニューヨークから、タイ等々と、世界各国からご参集下さった様子がよくわかる大会でもありました。

今回の第15回研究会の後は、夏の年次大会を「xx年度研究大会」とよび、通常の小規模でテーマを狭く設定した研究会とは区別し、通し番号は後者にのみつけて、研究大会には付けないことにいたしました。

日時:2007年8月5日(日)10:00-17:00
会場:桜美林大学プラネット淵野辺(PFC)キャンパス201号室
  JR横浜線淵野辺駅隣接(改札出て右手の歩道橋に直結する2階入り口からお入りください)
参加費:無料、 資料代500円(予約不要※直接会場までどうぞ)
9:30 開場
10:00 開会の挨拶 中島和子
10:10 第一部:「海外における継承語教育の課題」  司会 中島和子
    ビデオ講義「アメリカにおける継承日本語教育:研究と理論的枠組み構築の試み」  
    カリフォルニア州立大学ロングビーチ校 ダグラス昌子
    質疑応答 中島和子
11:10 「タイの継承日本語教育」
    早稲田大学大学院生・「バイリンガルの子どもたちの日本語教室」アドバイザー      
      深澤伸子
    インターナショナルスクール・バンコク教員 中町かほる
    パヤップ大学教員 海老原智治
11:40 「在日本ロシア人幼児の言語継承」
    北海道大学国際広報メディア研究科博士後期課程 パイチャゼ スヴェトラナ

12:10-13:15 昼食休憩(淵野辺駅周辺に多少の食堂・レストランがございます。昼食持  
    参も可能です。また、当日前の広場では祭りが行われ、屋台も出ています。)

13:15 第二部:「国内の年少者言語教育の課題」   司会 友沢昭江
    講義「学習支援としての日本語指導を研究するために」
    お茶の水大学研究員 清田淳子
    質疑応答 湯川笑子
14:15 「低学年児童を対象とする母語を活用した国語の学習支援-母語話者として母親の  
     参加を得てー」
    お茶の水女子大学大学院博士後期課程 滑川恵理子
14:45-15:00 休憩
15:00 第三部:「国内の外国語教育の課題」   
    講義「『英語が使える日本人』育成構想の中でー日本人小学生の英語力」
立命館大学 湯川笑子
15:40 全体討論「バイリンガル・バイリテラルの育成」 司会 佐々木倫子

16:45 諸連絡、および、閉会の辞

<主催> 母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会
<後援> 桜美林大学言語教育研究所
お問い合わせ:桜美林大学言語教育研究所 leri@obirin.ac.jp

2006年10月17日

2006年度 「MHB研究大会」と「学齢期(K−G12)の子どものための多読教材ワークショップ」報告書

2006年8月21日より26日まで、ACCU国際教育交流事業 学者・専門家招聘プログラムとして、「学齢期(K−G12)の子どものための多読教材ワークショップ」を開催いたしました。

2006年度年次大会は、その最終日、26日の午後に、「思考力を高める読解教材、読書指導ー複数言語リテラシー育成を目指してー」と題した研究会として開催いたしました。

オンライン版の報告書として、ここに、ワークショップと大会の概要、趣旨説明、発表レジメ、ワークショップの成果としてのポスター、参考資料としての関連URL, 参加者のアンケートをまとめました。

発表内容の詳細が一部ダウンロード可能です。文字色が変わっている所をクリックして、適宜ご活用下さい。(事情により、掲載ができなかった発表もあります。ご了承下さい。)

ワークショップ

2006年8月21日(月)
  9:30-9:40 開会の挨拶
       中島和子(名古屋外国語大学)趣旨説明とWSおよび大会の概要はここからダウンロード
  9:40-12:30 オリエンテーション 佐々木倫子(桜美林大学)
       「招聘参加者による各国言語教育の現状」
       香港(周宏陽), 台湾(黄愛玲), フィリピン(イネス P. マリャリ),
       マレーシア(Zubaidah binti Ali), インドネシア(竹村洋美 ),
       タイ(中町かほる)6カ国のレジメをまとめてダウンロード
  1:45-2:45 「日本の言語教育の現状」湯川笑子(立命館大学)レジメをダウンロード
  3:00-4:00 「母語・継承語教育とは?—教材との関連から」佐々木倫子(桜美林大学)
        レジメをダウンロード

  4:00-5:00 「MHBワークショップにおけるカリキュラムと教材開発についての導入と親近性」
       津田和男(国連国際学校)津田講師によるWSすべてのまとめをダウンロード

2006年8月22日(火)
  9:00-11:30 「内容重視とスタンダードと評価の紹介」津田和男(国連国際学校)
  1:30-3:00 「ACCUの紹介と子ども図書室」
  3:00-5:00 「ニューヨーク継承日本語研究グループ教材開発」
         大山全代(国連国際学校)レジメをダウンロード
         津田和男(国連国際学校)
         島野雅俊(セントポール校)

2006年8月23日(水)
  10:00-12:00 「啓明学園における国際児童生徒教育の取り組みと読み教材のいろいろ」 
       島田かおる、加藤真一、山下一枝(啓明学園)レジメをダウンロード
  2:00-4:30 「内容重視インストラクション:資料使用の最大効果」
         津田和男(国連国際学校)

2006年8月24日(木)
  9:00-11:30 「内容重視インストラクション:カリキュラム作成と評価」
       津田和男(国連国際学校)   
  2:00-4:30 「多言語環境の子どものことばの発達と読字・読書教育」
       中島和子(名古屋外国語大学)
       「ニューインターナショナルスクールで使用している多読教材と評価システム」
       ニューインターナショナルスクール教師

2006年8月25日(金)
  9:00-5:00 ポスターセッションに向けてのグループ活動(グループ指導)

2006年8月26日(土) 
  9:00-11:30 ポスターセッションと意見交換会、修了証書の授与
       発表されたポスター抜粋(まとめをダウンロ−ドするには、それぞれのタイトルをクリック):
       *黄愛玲「JHL学習者向け多読自律学習への促し-上級学習者を対象に-」
       *大山全代「人と動物のかかわりあい:多角的視点に気づく」
       *Mallari, Chau他「インターネットを用いた4カ国間フィードバックラーニング」
       *菊池寛子 櫻井千穂他
        「日本在住の外国人児童のための継承語教育プログラム」
       *尾関 史
        移動する子どもの認知的発達を止めない多読プログラム」
       *山口 真帆子
       移動する子どもの認知的発達を止めない多読プログラム 続」

資料としての関連サイトのURLをダウンロード

2006年度年次大会「思考力を高める読解教材、読書指導ー複数言語リテラシー育成を目指してー」


日時:2006年8月26日(土)13時-17時
場所:工学院大学新宿キャンパス

  1:00-1:15 あいさつ・趣旨説明 (中島和子)
  1:15-2:30 “Teaching reading in an English immersion school: Katoh Gakuen Grades 1-3”
       (「英語イマージョンにおける読みの指導?加藤学園1−3年」)
        加藤学園 Pat Cossey (日本語通訳付き)
        英語レジメをダウンロード
       日本語レジメをダウンロード
    
  2:45-3:45 「朝鮮語イマージョンにおける読みの指導-京都朝鮮第3初級学校1?3年」
     京都朝鮮第3初級学校 趙弘子(チョ・ホンジャ)レジメをダウンロード
  3:45-4:30 「国際児童文庫協会の役割と活動ーバイリテラシーの実践を目指してー」
        国際児童文庫協会会員 ワトソン ジョイレジメをダウンロード
  4:30-5:00 協議「研究会の今後の運営」新研究会規約承認。「この研究会について」参照
  終了挨拶 (津田和男)

  ワークショップと大会についての参加者のアンケート結果はここからダウンロード

2005年08月05日

2005年度 母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究大会(第6回研究会)終わる

さる2005年8月5日(金)9:45−16:45、 代々木オリンピックセンター国際交流棟にて第6回母語・継承語・バイリンガル教育研究会を行いました。

大会テーマ:「学校教育の中で多言語を育てる」

9:45
開始

10:00-11:00 「米国国際学校での継承日本語“シェルター”プログラム」
「米国国際学校での継承日本語“シェルター”プログラム」

大山全代(United Nations International School)
「内容重視の観点から」
津田和男(United Nations International School)

11:00-12:00 「公立・私立高校が挑戦したイマージョン英語教育
—客観テストと心理評価の結果から—」

「英語が使える日本人のための英語教育改革」
椎名紀久子(千葉大学)
「英語科の専門科目と他教科の科目を関連づけた指導等により、英語によるコミュニケーション 能力の伸長を測る指導方法の研究」
渡邉範夫(千葉県立成田国際高校)
「国際社会を担うにふさわしい学力と高い英語運用能力を形成する総合教育方法の研究」
岡本邦秀・Mary walters (立命館宇治中学高校)

12:00-12:20
質疑応答

12:20−13:30
昼食休憩

13:30−14:30 「帰国子女が多い環境での日本語・外国語の指導の現状」
「啓明学園初等学校の国際学級」
杉山健太郎(啓明学園初等学校)
「帰国子女の多い環境の中での日本語指導」
島田かおる(啓明学園初等学校)
「啓明学園初等学校の英語の指導」
佐々信行(啓明学園初等学校)

14:30−15:30 「国内国際学校:2言語による読書力査定とその基準ー発達
段階に合わせたバイリンガル・リテラシー・テストの必要からー」

「国内国際学校:2言語による読書力査定とその基準ー発達
段階に合わせたバイリンガル・リテラシー・テストの必要からー」
中島和子(名古屋外国語大学)
「Primary Bの指導の実態、読書指導、テスト結果」
木村美香(New International School)
「Primary C/Upper Classの生徒の実態、読書指導、テスト結果」
市川千恵美(New International School)

15:30−15:50
質疑応答

15:50−16:40
全体討論
「学校教育の中での多言語の育成」

16:40
閉会

本大会は、科学研究費(基盤研究B)課題番号:15320075(代表者:中島和子) の補助金によって開催されました。

2004年08月08日

2004年度 母語・継承語・バイリンガル教育【MHB】研究大会(第4回研究会)終わる

さる2004年8月8日(日)10:00〜17:00、 お茶の水女子大学にて第4回母語・継承語・バイリンガル教育研究会を行いました。

日時:2004年8月8日(日)10:00〜17:00
会場:お茶の水女子大学 理学部3号館2階 理学部会議室
参加費:無料、 資料代500円

大会テーマ:「日本における母語・継承語教育 —その実態と可能性の追求—」

米国のマイノリティー言語教育研究家Thomas & Collier (2003) は、小学校4年まで母語による教育を受けていないと母語話者と競争できるL2の学習言語を獲得するのは困難だという。会員の湯川笑子氏からワークショップで提示された課題の一つ「(加算的)バイリンガルとして子どもたちが生きていくためにどうしても必要な母語能力を定義するための研究」を視野に入れて、 今の日本で一体どのような母語・継承語教育が実践されているのか、またどのような可能性があるのか、海外から参加される継承語教育経験者の意見も聞きながら、共に考えました。母語・継承語・バイリンガル教育研究会は、これでちょうど1年間の活動を継続することができました。この1年間の研究活動をまとめた研究論文集『母語・継承語・バイリンガル教育研究 創刊号』を発行予定です。ご期待下さい。

10:00-12:30  「国内でなされている母語・継承語教育 その現状の整理」

10:05-10:50「マジョリティーの立場から」 齋藤 ひろみ(東京学芸大学)
10:50-11:35「マイノリティーの立場から」松本 一子(愛知淑徳大学)
11:35-12:30国外・国内の研究者・教育者による討議
13:30-17:00  「L2リテラシー獲得に必要な母語・継承語とは? 話題提起」

13:30-14:00「L1の子どもの言語獲得の争点」玉岡 賀津雄(広島大学)
14:00-14:30「ろう児の語り作文と手話語りの比較より」神岡 瑞恵(元広島ろう学校)
14:30-15:00「語彙学習先行モジュールの日中バイリンガル児童・生徒への応用母語の漢字知識を活かす」松下 達彦(桜美林大学)
15:00-15:30「両言語リテラシー獲得をどう支援するか 第一言語の力が不十分な子どもの場合」清田 淳子・ 朱 桂栄(お茶の水女子大学博士後期課程)

15:30-15:45 休憩
15:45-16:50全体討論
16:50-17:00 まとめと閉会

母語・継承語・バイリンガル教育研究会

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